こんにちは!某生命保険会社勤務、ファイナンシャルプランナー(FP)のえじです。
医療保険は、入れるのであれば皆さんに加入する事をおすすめしますが、お金がかかるものでもあり、必要性を感じないとなかなか加入まで至らないと思います。ここでは実際に保険給付金支払業務をしている経験から、特に医療保険への加入をおすすめする人3選をご紹介していきます。
こんな人は医療保険保険に入った方が良い!!
50歳以上の方
ダントツで請求件数が多い年代です。40歳を過ぎると、体力の低下からだんだんと身体の不調が増え、高血圧や糖尿病などの生活習慣病にかかる方も多くなって来ます。しかし、まだ病気による入院や手術は多くなく、保険給付金請求件数も目立った数ではありません。しかし50歳を過ぎると徐々に請求件数が増えてきて、50代後半になると一気に請求件数が増えます。全体の請求件数の半数以上が55歳体力が更に低下し、新たな病気にかかることも少なくないので、もしもの事態に備えて医療保険に加入しておく事を強くおすすめします。
※上記にも記載したように、40歳を過ぎた頃から、高血圧症や糖尿病などの生活習慣病を発症する方が増えてきます。持病がある場合は加入できない保険商品もあるので、できるだけ早めの加入をおすすめします。
妊娠前の女性
将来出産を考えている方、妊娠する可能性が少しでもある方は加入しておくことをおすすめします。妊娠中は予期せぬトラブルがつきもの。帝王切開や吸引分娩に対して入院・手術給付金が支払われる事はご存知の方が多いと思いますが、他にも、つわりや切迫早産での入院、早産や早期破水での入院も支払い対象になる事があります。つわりや切迫早産での入院は長期化することが多く、もし入院となってしまうと医療費も高額になってしまいます。妊娠中は心配事が多く、また、ホルモンバランスの乱れ等からストレスを感じやすくなります。そんな中、妊娠・出産に関する金銭面の不安を少しでも軽減する心強い味方が医療保険だと考えます。私も出産をした時、1人目は早期破水、2人目は早産でそれぞれ5万円ずつ給付金を受け取りました。産後は何かとお金がかかるので、とても助かりました。
小学生以下のお子さん
保険給付金の査定業務を初めて経験した時、乳幼児や小学生の病気やケガでの保険給付金請求が想像よりも多くてびっくりした記憶があります。乳幼児期はRSウィルスや川崎病での入院、小学生は粉瘤やものもらい等のできものに対する手術や、運動した際に負ったケガでの入院や手術が多いように感じます。また、生命保険の保険料は、基本的に年齢をベースに計算されています。年齢が若ければ若いほど安く、年齢を重ねれば重ねるほど高くなります。そのため、子供のうちに加入した方が月々の保険料が安くなります。子供が小さいうちは医療費も安く、入院や手術となっても比較的少額の支払いで済むことが多いですが、親の付き添いが必要となるため、共働きの場合はどちらかが仕事を休まなければなりません。自分が仕事に行けず収入が減ってしまうような状況になった時、保険給付金を収入にプラスする事もできます。
最後に
今回は医療保険給付金の請求件数が多い方々をご紹介させて頂きましが、冒頭でも申し上げたように、入れるのであれば皆さんが医療保険に加入する事をおすすめします。新型コロナウィルス感染症の自宅療養でも保険給付金が出たように、また新たな病気が流行した際にも役立つことがあるかも知れません。もしもの時に備えて、早めの加入をおすすめします。
どんな医療保険に加入すれば良いのか分からない、そもそもどんな医療保険があるのか分からないという方もいらっしゃると思います。そんな方は、お近くの保険代理店や、FPに相談するのも1つの方法としておすすめです。
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